たかだか二時間のフライングくらい 笑って見逃してくれたまえ。

窓から眺めるのは 外の景色ではなくて 僕の未来ですよ。 君が居ない僕の未来。

セクサロイドを愛したって 見返りなんか無い事に 早く気づくといい。

君だけの呼び名で呼んでくれるなら 僕の名前をあげてしまっても良いよ

逢いたいと思ったから 好きなんだと思っただけだよ。 実際僕には 愛だとか恋だとか 難しくて解らないから 逢いたいと思った時に 逢おうって言うくらいしかできないんです。

ささやかに囁いて 君がくすりと笑って それだけで 僕は幸せになれるんだから もっと 僕だけの為に笑ってよ。

前世があったとして 君と僕が知り合いだったとして これはただの 物語の続きかもしれないとして それゆえに惹かれあうのだとしたら それでもいいから君が欲しいのです。

神様どうか 僕のお願いを一つだけ、 叶えてくれませんか。

あげないよ。 僕はもう、誰のものにもならないから 君の手は取らない。 僕の手も差し出さない。 そしたら 一人じゃなくなってくれるだろう？

サイレント。 君の声が聴こえないなら 世の中なんて 雑音だらけだね。

不意に投げ捨てたくなる衝動 君がもし戻ってこないなら 最初から僕のものでは無い それだけの事。 ただそれだけの事。 それでも僕は 一縷の望みに賭けてみたくて 今宵も別の人を抱いてみるのです。

僕が求めるのは 君なのであって 君の身体ではなくて それでも皮膚一枚の距離がもどかしい。

晴れてたら キミとお出かけしようか。 雨なら キミを想って眠っていようか。 どっちにしても 今日はまだ 逢えないんだから。

手を伸ばしても 届かないから キミが好き。

愛する振りなら 僕のお得意分野だよ。 知ってて 嘆くのはお門違いで 僕は喜ばないってこと 愛する振りなら いつだってできるよ。 誰が相手でもね。 だってしょうがないじゃないか。 僕は自分の愛し方なんて知らない。

来年は一緒に 花でも育てようか。