2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

例えば君が、僕と、というのなら まぁ、考えてみても いいのかもしれないと不意に思ってしまうことの弱気。

君といつか、と 信じていた蒼空は遠くて 傘の下俯く 雑踏の孤独。

ゆらり、と 傾ぐ紫煙が遠くて 僕を切り捨てようとする こんなに狭い部屋の中でも 君の中には行けない事実。

穢れないものに見える 君を汚したいだけ。 愛でなく 憎しみでもなく 純な好奇心。 穢された瞬間の君が見る世界を見たい。

飲み込んだ言葉と 飲み込ませた残滓の量は どちらが重いだろうか。 キミがいま 手を伸ばしさえすれば 欲しいものは そこにあるよ。

友情とするには 不純過ぎて 恋とするにも 不純過ぎて 欲望だとしても 不純過ぎて 名前がつけられない どっちつかずで 君は困る? 僕は大いに困っているよ。

愛って何ですか。 恋って何ですか。 僕が君を穢したい欲求は 恋とは違うものなのですか。

退こうか。 まだ迷ってるから 言わないだけさ。 君となら 夢を見るのも悪くない。

暇ならいつか 僕を呼べばいい。 暇潰しの夢と 嘘臭い愛と 偽りの安らぎを。 今宵は誰の為に奏でるとしようか。

なきむくろ。 君が 居てくれないから いまはただ 屍ごっこ。 コンクリと酒と 冷たい空と。

思い切り痛め付けられたい衝動と 思い切り愛されたい衝動が いつも同時に来ると云うのは やはり ニアリーイコールだと 捉えるべきなのかな? 僕はいつだって 君の罠に焦がれてるらしい。

事象だけ見るなら それもまた事実 真実と事実は さほど近くもない 間に入る幻想が 事実と現実の狭間だとか 曖昧であればあるほど それはきっと真実に近い。

欲しいなら 飽きるほどくれてやろうか 贋物の真実。 甘いだけの顔なら そんなに苦痛でもない。

記憶より 思い出より 優しさより 温もりより 確かに存在しているという 証拠だけ、あればいい。

ええ、もちろん。 僕も君の事を愛していますよ。 命も罪悪感の欠片もない、 ただの音でしかありませんが。