2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

鎧など 脱いでしまえば私と云うものを庇うものは無く 心など 閉じてしまえば貴方へ私を伝える術は無く それでいて 貴方と云う人の裸の心を求めるのは 貪欲なのでしょうか。 強欲なのでしょうか。 傲慢なのでしょうか。 それとも

貴方に躯を寄せた あの時の気持ちを恋だとするならば 貴方に心を寄せた この時の気持ちは 何と呼べば良いのでしょうか

私が植えつけた 毒の花の種は芽吹いたのでしょうか その答えはきっと 貴方が此処に居るという事象に唯 現れているのだと思います

夢を見ていた。 キミと共に歩む夢を見ていた。 叶わない夢だと知っていたから それに気付かない振りをしていたのです。

貴方を想って哀しくなることは 多分、 もう無いのでしょう。 そんな感情も、 今はただ悲しいだけ。

貴方の幸せなど 願っていないの、 と言ったら 貴方は どんな顔をするのでしょうか。 少女じゃない セクサロイドじゃない そんな私を知らなかったとでも? 私が女であることは 貴方が見ようとしなかっただけなのに

そうやってまた 触れる度に 私が心を開くと思っているのなら

恋が終わる瞬間は さよならの瞬間ではなくて 逢えなくなる瞬間でもなくて ただ 貴方が私の方を見てくれなくなったから

貴方の躯が離れる瞬間 私は 貴方の心が離れたのを識った。 ほら、 貴方についた傷跡なんか 私から離れる前に 既に消えているのだから 貴方の心は痛まないでしょう?

キミにあげた サボテンの花が ずっとずっと咲かなければいいと思う。 サボテンを見るたびに 僕との事を思い出して キミの心を刺し続けたらいいのにと思う。

貴方がそれを望むならば 私はそれを受け入れるのに いつまで経っても 貴方がそれを望まないから 私はここから解放されない

多分ね、 このまま 僕の気持ちもね、 一緒に棄てられるんだろうな って思う瞬間。

無意識下の言葉の方が 多分貴方の本音に近いとしたら 意識した言葉なんて ただのガラクタ。

忘れるより 忘れた振りをする方が楽 なんて 忘れられない痛みですら 捨てられずにいるのに。

貴方が残していった欠片を 両手に余るほど拾い集めたけれど 気付いてみれば それは皆、私の部品ばかりで その時に やっと、棄てられたのだと気付きました。