2003-01-01から1年間の記事一覧

しんどくなったら そこで休めばいいじゃないか。 無理して走るのなんて ナンセンスだよ。 二人で休みながら歩いたって いいじゃないか。

逢いたいだけなんです。 キミにただ 逢いたいだけなんです。 願うだけでも 駄目だよ、と言われそうだね。

過ぎ行くものよと 手を振らないで キミがもし 僕をまだ必要としてくれているのなら

「愛しているよ」? そんな戯言を信じられるほど 僕は強くなんかないよ。

こうして ここで呟くのもそろそろ寿命か。 星を捕まえるなら いつまでも留まっているわけにはいかないんだ。

寂しく思うくらいは 許してもらえないだろうか。 それともまだ 僕はキミに逢えるのですか?

抱きしめるなら 抱きしめ返してあげる。 囁くなら 囁き返してあげる。 でも それでも キミを愛してるとは 言ってあげられないんだ。 不完全な僕でごめんね。

キミが僕のものになるなら 僕はキミのものにならない それが唯一 僕がキミのものになる方法。 捕らえられたら霧散するよ僕は。

土曜の夜は 夢のようで 本当に夢だったのを知るのが怖くて 未だに眠れないのです。

泣くのと 抱くのと どっちが楽かと尋かれたら 君が居ないなら誰か 抱く方が早い。

淋しいからじゃない。 淋しさから君を求めるのだとしたら 君じゃなくても構わないんだから。 君じゃなきゃ駄目なのは 淋しいからじゃなく 恋しいからです。

0か1かを選べるくらい 君の存在は簡単じゃない。 0.7くらいじゃだめですか。

どうでもいいならいいじゃないか。 僕を傷付けてやったと思うことで 満足するならそれでも構わないが。 まさか 僕が誘惑したから 君が振られたとでも? 愛してるんだと言ってた割りには 随分信じてなかったんだな。

苦いのも 苦しいのも 相手が君じゃないから。 声無く微笑うだけなら ドールでもできますが?

恋じゃなく 愛でもなく 寂しさを埋める為に利用し合っただけだとしても 君が居なくなったのは 手痛い誤算でした。

朔に咲く桜裂き 暁に散りまた眠らぬ雪と 君に泣き傾ぐ。 逢いたいと呟くだけでは 逢いになんか来てくれないことなぞ とうに識ってしまっている。

まだ橙色の夢を見る。 君の歩幅も 変わらないままだ。

雪蟲が飛んでも雪が降らないこの場所には 君を想ってても想うだけ無駄で君は来ない

追い詰める快感。 逃げるなら逃げれば? その分、 追い詰めてあげるだけだから。 君が思ってる通り 逃げない獲物には 興味なんか湧かない。

不完全な瑕 瑕はその不完全さを以って完全となる ギリギリで退くのは ずるいのではなくてプライドと呼んでもらおうか 或いは歪んだ美意識だとか 好きなわけじゃなく 組み伏せてみたいだけだ、とでも 言ってみせれば満足かい?

この部屋の気に入ってる理由なんて 君が教えてくれたシリウスが 窓から綺麗に見えるところくらいで だから 君を忘れられたらすぐに出て行くよ

君の求めるものが「誰か」の「躯」であるとして 僕が君に求めるものが「君の満足」であるとして 恋人以外は絶対に抱かないなんて言うのは ナンセンス、だと思いますよ。 なんてナンセンス。 なんで君なんか好きなんだ。

そうですね。まぁとりあえず。 君に逢おうとすれば いまはただ 眼をとぢるよりほか 手段はないようだよ。 相方の居る人なぞ 如何にもなりえないのに。 如何にもなりえないから、か。

明らかに毒 侵される感覚 寄れば直に 避ければ脳内で増幅器 抱かないから惹かれるジレンマ。

かわりに、と言って僕を抱いた君の腕は 皮の香りと君の香りで くらり、とする。 代わりじゃないけど かと言って まっすぐに向かうには不純すぎるよ僕は。

免疫のない毒気。 逃げ切れない予感。 抗えない予感。

毀れた時計は 逆さにすすむ 君に出逢う前に。 何も無かったように。

全部は要らない。 全部、入らない。 陽の当たる部屋で一人 陽の当たる部屋で独り 誰かに焦がれて眠りたいだけ。

考えてみたら 囲われるのを嫌がる僕が 囲うことなぞ 所詮無理がありますので もう 人を好きになるのは 終わりにしようと思うのです。 いま願うのはただ一つ。 早く独りに

とりあえず 全部手放す事にした。 そしたら少し 楽になれるかと 身軽になれるかと ホントは君が欲しいだけですが 全部捨てると決めたから もう何も 僕のものにはしない。