2003-01-01から1年間の記事一覧

考えてみれば 「別れよう」と言う時に 「愛してる」と言うのは 僕にとってはごく自然な事であるのだけれども

傍に居るだけでいい それ以上は望まないからどうか

君を抱く為の 星を掴む為の 此の両の手さえあれば 僕は何処にだって行けるよ。

夢の続きは 甘やかに交わす口づけで こんなになっても まだ君の夢を見ていたから 君がキスしてくれたのだと思いました。

あの時、 君の手を取れば良かったのか 僕の選んだ道で良かったのか わからなくてもいいけれども いいけれども いいんだけれども。

逢いたいわけじゃなくて 愛したいわけじゃなくて それでも 君を希う。 願う現の虚しさと儚さ。

君にあんな台詞を吐かせる要因が 僕にあるのだとしたら そうか僕は 両の手に囲う人すらも 救う事が 助ける事が できない、ということか。

最初の人になれたから満足かと言うと そういうわけでもなくて 結局僕が欲しいのは 君の最期の時間。 君の眼が 最期に映すのが僕であればいい。

そんな事を言ったって 結局僕は君の手を離して 君も僕の手を離して こうして今、隣に居ないというのに それでもまだ僕は 君の事を想って 君は僕を忘れて そんな事で僕が生きていけると 思ってでもいるのですか?

世界にさよならを言う前に もしも もしも 君に逢えたなら 僕は

結局一つだけ言えるとしたら 逃げる先、なんて どこにも無いって事だけなんじゃないですか。 僕にも、君にもね。

いっぱいが少し欲しいわけではなくて 少しがいっぱい欲しいだけなんだけど わからないから言わない。

去るものは追わない。 縛りを入れるのは誰の為? 追いたい欲求でかかるテンション 追わないのは プライドじゃない。 ただの強がり。

まねっこ

煙草の本数が最近また増えた。 煙草が増えるのは 退屈なときか 手持ち無沙汰なとき、が多い。 あるいは口淋しいときとか。 酒の席ではあまり吸わないけれど 忙しい時も結構吸うな。 本を読むときとかも、合間に。 模型作り終わったときとか。 食事の後とか …

やはり、どこかではヒトゴトだと 考えていたのだろう。 いつの間にか感覚が磨耗していたらしい。 段々、段々、 意図が細くなる感触。 切れたら、そこでおしまい。 ただ、それだけ。

何処かへ消える感覚。 感覚作用が足りなくて 発作的に 飛び込みたい衝動。 呑み込まれたい衝動。 消してくれる君のおかげで 今日も生きてゆけるのですよ。

恋だの愛だの なんて面倒くさい、という僕が 君に恋をしているのですから、 どんなにか君の事を好いているかという事くらい 察してくれるとありがたいのですが。

愛してると言いながら傷つけるのは 僕の癖のようなもので どれくらい傷つけたら 君が去っていくのか 知りたいだけ、なんです。 どれだけ傷つけても 僕と一緒に居て欲しいから、なんです。

僕が紡いだ これまでの 誰かに向けた言葉で表現できる程度の気持ちなら 相手が君である必要性は無いのです。 君だけの為に紡ぐ詩なら それが 君が必要である事の証、だと思いますので。

愛も恋も 面倒なだけ。 それでも僕は生きていますので こうして君に囁く訳なのですが

日付が替わって また一つ歳をとって 変わったものといえば 君のことを また少し、好きになった事くらいだよ。 毎年電話をくれる君に 「もう、しばらくは電話すんな」とか 言おうと思ってたのに。 ……なんだかなー。 去年の昨日は「友達」に告白された日、でし…

飽きたら消えるよ、と言ったら いやに具体的だ、と泣かれる。 飽きっぽいのが周知の事実だからだろうか。 大丈夫だよ、 僕はもう誰のものにもなれなさそうだから。 もちろんそれは、 君のものにも、ということではあるけれど。

僕の横で寝られるのは嫌いじゃない。 消えたければ、その間に消えられるから。 君の横で眠るのは好きじゃない。 君がその間に消えてしまいそうで怖いから。 でも それでも 起きてるうちに消えられるよりは、と 思ってしまうので、今日も僕は眠りにつくのです…

痕を残さない君が好きです。 刹那を愛する君が好きです。 けれど僕は 君との関係が永劫であることを望んでいるのです。 誕生日のお祝いなんて 君の腕で抱きしめてくれて 優しくキスしてくれて 大好き、と囁いてくれれば それだけで、 いいんだけどな。

いつか還る日を願って。 やはり僕は僕だけで居なければだめだ。 吟遊生活に戻りたい。 飼われて注がれて過ごすより 飢える為に紡ぐ為に泣く為に祈る為に恋慕う為に、 何処かを眺めて誰かに抱かれて感情を探す旅に出る。 僕は僕だけの為に僕で居る為に僕だけ…

僕が欲しいのは ときめきとスリルと背徳感。 雁字搦めの束縛じゃない事は確か 寂しがり屋のジプシーは今日も 定住も移住もできずに 明日を夢見るのです。

愛してるといって 抱きしめてくれるのなら 全てを捨ててもいいかと 思ってしまいました。 君が去ってゆくからそのように 思ってしまうのだと知っているので なんて強欲なのだろうと自身を思い 情けなさで酷く、心が痛みます。 僕は幸せなのです。 今、幸せな…

嘘吐き。 嘘吐き。嘘吐き。 嘘吐き。嘘吐き。嘘吐き。 嘘吐きは、僕だ。 何だか全てが、夢の中のようです。 全てが、夢の中のようです。 とびきりの悪夢のようです。 君は、僕の事をずっと 好きで居てくれるのではなかったのですか。 君は、僕の事をずっと …

逢いたい、と 言っていたのに。 逢わないで 行ってしまったのは 君の選択なのですか。 僕への罰なのですか。

君の腕に抱かれるのが 最上の幸せだと 思えていたままだったら良かったのに。