さよならと言ったら さよならで行ったら 君にはもう逢えないのだと わかっていたのに またね、とは 言えませんでした。

例えば僕が 君を愛しているとしようか。 そうだとしたら こんなに大事には出来なかったと思うのだけれど。

僕が君を愛せたのは 或いはそれは 君が僕を抱かなかったからなのかも知れません。

僕はもう 君に逢いたいのかすら 判らなくなってしまいました。 愛していたと思ったことすら 幻だったかの様で それは どんなに希っても 叶わないなら なおさら

僕が泣くのは 君の所為じゃない。 けど 君の為、でもない。

僕はずっと 此処で待ってるから。 欲しいなら手を伸ばして抱きしめて。 要らないなら キスをして立ち去ったらいい。

君の声が 聴こえないなら 聴こえるまで傍に。 聴こえなくなる時まで傍に。

燃えて落ちて堕ちてゆくなら 君の腕の中で。

僕が君にさよならを言わない理由があるとす るならそれはきっと恋だとか愛だとかそんな 生優しい感情からでは無いような気がします。 僕の中から君の存在を抜けば、僕の中身はか なり希薄なものになるだろうことは予測済み。 そんな理由はどうでもいい。 夢…

君が 僕に 逢いたくないとか思ってるのか 思ってないのかなんて僕には知りようもない けど、それでも。僕のなんとなく、は当たる。 あいつに会ってたのが、君だって事くらいは 当たるどころの騒ぎじゃないし、それこそ何 ていうか「解る」んだってば。だって…

さよならを告げた翌朝 僕を待っていたのはしどけなく横たわる 冷たくなった君の肢体

帰りたい。君のところに帰りたいんだってば。ねえ。 全部捨てたら、 君のところに帰っていってもいい？

君の戯れに毎回付き合わなきゃいけないのは 飼われてるからしょうがないとは思うけども そういう気分じゃない時もあるのにそれでも 内心げんなりしながらも付き合って、喜んで みせている。君も君だけど、僕も僕だ、とか 厭よ厭よは八割以上の確率で嫌なんだ…

君の事が 面倒になってきました。 そろそろ独りになってもいいでしょうか。

さいきん あなたのことをかんがえるとどきどきして それでいて すこしくるしくなるのです

「付き合ってください」と言った口で 「別れよう」と言われるとは 思ってもいなかったよ。

どうでもいいと思っていた事が 一番大切な事だった。いまさら、だけど 言わないで去っていくの？

君はまだ覚えているだろうか。 僕が君に、一番最初に約束した言葉。一生大事にするから、と。それでも僕が こうして此処に独りで居るのは僕の所為ですか？ それとも 君の所為ですか？

今日は、君の誕生日で。 僕はまた、一緒に過ごせない。君は今夜、 誰と一緒に寝ているんだろう。