2006-12-03 ■ 密やかに 貴方の心へ植えつけた あの毒の種が いつか芽吹けば良いのに、と思う。 今ではない「いつか」。 貴方がまだ辛うじて私を覚えている「今」ではなく もうすぐ私を忘れてしまう、その後に。 その時に貴方が 悔いることになれば良いのに、と思う。 唯、ひたすら 私を想って 私が 貴方が手を離すのを 赦したことを悔いたよりも深く 貴方が想い嘆き悲しむことだけで あの時の私の心は少しだけ、癒されるのです。